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題目 : 旧長岡一周、東西南北端を巡る旅 (Tour de Old Nagaoka、ツール・ド・オールド・ナガオカ)

概要 : 平成の大合併以前の長岡市に準じた、国道か県道の最北端、最南端、最西端、最東端を自転車で巡り周る。

実施 : 2014年5月29日 クロスバイク(RITEWAY SHEPHERD 2013)にて

結果 : 所要時間 5時間16分、走行時間 4時間9分、走行距離 82.2km、平均走行速度 19.8km/h、最高速度 54.4km/h

 自転車でのロングライドは初めて。 予定の平均走行速度は、運動不足・病み上がり・腰の故障・膝の故障等の不安要素があったので、ゆるめの15km/hに設定。 しかし、結果を見れば上記の通りで、この数値にはかなりご満悦です。 けど、その結果と引き換えに、膝の痛みは30%程ぶり返した感がある。早速、膝サポーターを注文した。
 前日にPCの地図(ゼンリン地図帳Z6)上でルート決めをし、推定走行距離を算出したら84kmだった。 結果との差は極僅かですので、地図帳Z6での距離算出は有効だとわかった。

※右図はGPS(GARMIN eTrex 20)で記録した軌跡による経路図。GARMIN社MapSource
※下図はGPSで記録した垂直プロファイル。縦は標高(m)、横は距離(km)。

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1.自宅から最北端(旧与板市との境界、県道22号線)

 (所要時間 16分、走行時間 16分、走行距離 7.3km、平均走行速度 27.7km)

 スタートしたばかり。疲れ知らずということで、ノンストップで最北端まで移動。 メイン経路である広域農道1号線は、道路端が綺麗で走りやすかった。
 最北端周辺には携帯電話の電波塔と思われるものが3本あり、目標になるので分かりやすい場所です。
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広域農道1号線南側入り口 北端、長岡から与板方向 境界看板と電波塔2本 遠方から電波塔3本
2.最北端から最東端(旧栃尾市との境界、国道351号線の新榎トンネル)

 (所要時間 1時間10分、走行時間 56分、走行距離 17.6km、平均走行速度 18.9km)

 北端から県道22号線を市外方面に進むと、途中から信濃川の土手に行く道があるので活用する。 土手は広く、自動車進入禁止区間もあり、蔵王橋に直結しているので便利な道である。 が、この日は自転車三大敵の一つである「向かい風」があり少し大変だった。人生の向かい風なら慣れたもんだが、リアル向かい風は未だに慣れない。
 蔵王橋からは浦瀬郵便局までの間約5.6kmずーーーーーと直進である。直進の後、1.9km南下すると、本日最初の難関「新榎トンネルまでの上り2.7km」が待ち受けている。 上り手前、GPSでの目標到達予測時間は約10分を示していた。これは、現在の時速から残りの距離(と言っても直線距離)を計算しての表示。実際はどのくらい掛かる事やら・・・。
 難関到着、そして上る。ひたすら登る(←敢えてこの漢字)。新榎トンネルを目指して上り続ける。斜度はどのくらいなんだろうと思っていたら、すかさず「7%」の看板。 丁度前日、NHKの日本縦断こころ旅を見ていたら、火野正平が斜度8%の坂道を前に悶えている場面があった。それを見た時に「たった8%で・・・」なんて思っていたが、 7%でひぃひぃ言ってる自分がここにいる。そんな事を思い出しながら「そんな自分を諫めてやりたい」念を前日に送りながら上っていった。
 上ってから1.3km地点に広い場所があったので休憩。文章を書いている時点で10分か15分くらいは休んだかなーと思っていたが、GPSログで確認すると4分しか休んでいなかった。 休憩したのに全然パワーが回復して無いな〜と、上りはじめに感じたわけをやっと納得できた。
 そして、ひぃひぃ言いながらも無事到着。実際の東端はトンネル入り口から約1.4km進んだトンネル内。自転車は基本危ないので入り口で到達とする。
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信濃川土手 No.100.0? 蔵王橋西側 蔵王橋概要
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傾斜7度 休憩 新榎トンネル長岡側 新榎トンネル長岡側
3.最東端から最南端(小千谷市との境界、旧国道17号線、現県道589号線)

 (所要時間 1時間3分、走行時間 56分、走行距離 19.8km、平均走行速度 21.2km)

 ご褒美の下り。ノンストップで一気に下る。ブレーキなんてかけないので、最高速は54.4km/h出ちゃいました。 ちなみに、上りに要した時間は休憩抜かして15分5秒、下りは3分43秒だった。
 悠久山、県道472号線を通って、国道17号線に合流。合流して2kmくらい走ったあたりから、違和感が・・・。 なんか、あごの筋肉が硬直し始めてきた、これはハンガーノックの前兆か?朝食に食べた小型ロールパン4個は、上り坂で使い果たしてしまったようです。 まあ、こんな事もあろうかと、ザバスのブドウ糖サプリを用意してきたので補給休憩。無事硬直も収まった。 AM11:15にコンビニ発見。まだ昼飯には早いなと思いスルーする。それと、お尻が痛くなってきたかも。
 AM11:35南端到着。この場所は中越大震災で有名になった場所。私も震災翌日には親戚を尋ねやってきた場所です。 写真上段右から2枚目に写っている橋と、下段右1枚目に写っている橋は、撮影方向が逆ですが同じ橋です。
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悠久山 蒼紫神社入り口 ハンガーノック?中 南端、長岡から小千谷方向 南端、小千谷から長岡方向
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妙見メモリアルパーク 中越メモリアル回廊看板 中越メモリアル回廊看板 震災翌日撮影
4.最南端から最西端(旧西山町との境界、県道23号線の地蔵トンネル)

 (所要時間 1時間59分、走行時間 1時間27分、走行距離 23.7km、平均走行速度 16.4km)

 AM11:39。なんか腹減ってきた。ハンガーノックの前兆が出るくらいなので、当たり前と言えばそうなんだけど、コンビニはスルーしてしまったし、近くにコンビニや飲食店は見えない。 そして、小千谷大橋の袂にはベイシアやコンビニがあったな〜と思いつつ向かうと、やっぱり遠いし方向が逆なので途中で諦める。この時、南端から2.2km経過。
 腹を減らしつつも快調に進む。南端から4.3km経過地点で自販機が目に入り、せめてもの空腹に冷たい飲み物を所望する。 ガソリン不足には糖分という事で、150円のファンタグレープを標的にいれ、150円を投入。すぐさま確保。・・・・。 そして、何故か数秒の後「チャリン、チャリン・・・」と複数回の小銭の音が・・・。あれ? 150円のファングレに150円じゃなくて、200円入れちゃったかな〜。 あれ?そうすると「チャリン」と50円玉の音一回だけだろうしな〜、と考えつつファングレの蓋を開けると炭酸のシュワシュワが勢いよく溢れ、靴にも垂れた・・・・・。 が、思わぬお釣りにニンマリなので精神的ダメージは無し。ダメージと言えば、お尻がやっぱ痛い。ロングライドにはパッド(クッション)が必須なんて記事を読んだ気がするけど、やっぱそうなのね。
 南端から9.5km、ようやくコンビニで昼食確保。取り敢えずオニギリ1個だけ食す。 続きは涼しそうな日陰の場所で・・・と探しながら走っていたら、距離にして5.5km、時間にして20分後にようやく発見。15分の昼食休憩を取る。
 実は腹を空かしながら、本日第二の難関、国道404号線から国道8号線に向かう県道23号線の上り坂に挑戦中で、その途中での休憩だった。 休憩が終わると大積トンネルへ向かう。道路交通法に則り、暗い場所では前照灯が必要なのでトンネル手前でヘッドライトを装着。 狭いが歩道?上に乗ったまま走れそうなので、安全上そうした。トンネル内は暗い箇所が多く自転車にはきつかった。 本当はトンネルの無い旧道を通りたかったのだが、事前に調べたら大積トンネル完成後に国営公園に乗っ取られたらしく、旧道周辺は公園の一部としてビオトープと化していた。
 第三の難関。国道8号線から地蔵トンネルまでの上り。しかし、第一の難関新榎トンネルまでの坂に比べたら難関でもなんでもなかった。 そしてPM1:38西端到着。ここもトンネル内が境界だけど、手前で到達とした。
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妙見堰歩道 妙見堰から小千谷方面 妙見堰 昼食休憩
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大積トンネル東側 大積トンネル西側 地蔵トンネル長岡側 spacer
5.最西端から自宅

 (所要時間 37分、走行時間 35分、走行距離 13.8km、平均走行速度 23.8km)

 四端は制覇したので、あとは帰るだけ。下り坂を途中からぺダルオンで思いっきり漕いでみる。そうしたらなんと最高速は、東端からの下りと同じ54.4km/h! 途中からではなく、最初から漕いでいれば・・・と、記録を超えられなかった事に少し後悔。 帰路は疲れもなんのその、信号に1回引っかかった事と、冷えた飲料補給で自販機に寄った以外はノンストップで帰宅。

 PM2:17無事帰宅。

 疲労よりケツが痛い!方が問題だったので、帰宅後早速インナーパッド付きサイクルパンツを注文した。

初記:2014年06月01日
追記:2014年06月26日、標高追加、一部レイアウト変更等

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